患者さんとのコミュニケーションを通して、医師としてのやりがいを感じます。

病院で働くことの大変さとやりがい

私は今年で45歳になる外科医ですが、現在は独立・開業して自分のクリニックを持つことが出来ています。

 

ほんの数年前までは総合病院で働いていた私ですが、やはり医師として働くということは職場や環境が多少違っていても大変なことに変わりは無いと感じます。

 

総合病院では連日のように多くの患者さんが来院するので、診察を行う際は時間との闘いになります。
また、総合病院のような大規模な病院で働くということは「たくさんの人付き合い」を経験する事になりますので、他の専門医やナースとのコミュニケーション能力は必ず必要になってきます。

 

総合病院で働いている頃に私がもっとも大変だと感じたのは「他の専門医との連携を図る事」だったように記憶しています。その頃の私はまだコミュニケーション能力に難を抱えていたので、他の先生との連携を図るのにはかなり苦労していたような気がします。

 

私は総合病院でも外科医として働いていたので、オペを行う際には「麻酔科」の先生方と連携を図ったり話し合う機会が何度もありました。
ただ、最初の方はコミュニケーションが上手くいかなかった私でも勤続5年目になった頃にはかなりのコミュニケーション能力を身に着けていたように思います。

 

現在は整形外科の個人クリニックを経営している私ですが、今も昔も共通して言えるのは「患者さんとのコミュニケーション」に医師としての遣り甲斐を感じるという事です。

 

総合病院で働いていた頃は診察時間を如何に短縮するかが重要視されていましたが、今ではじっくりと患者さんと向き合い時間を掛けて診察を行うことが出来ています。

 

そういった点で言えば総合病院で働いていた頃よりも開業医として働く「今」の方がより一層、この仕事に遣り甲斐を感じることが出来ていると言えます。
私の個人的な見解になりますが、総合病院で働くメリットは「技術や知識が身に付く点」、デメリットは「患者さんと向き合う時間が少ない点」だと思います。

 

逆に開業医として働くメリットは「患者さんとの時間を多く取れる点」、デメリットは「新技術や知識の導入が遅れる点」だと言えます。